【ジャズっぽいビブラートって?〜大人のための駅前ジャズボーカルレッスン〜】

こんにちは!

英語で歌うJazz&Pops、
ボイスコンディショニング主宰の
平井あみです☆

2025年の各スタジオでのレッスンも
無事に再開しております!


「今年はこんな歌を歌ってみたい!」というリクエストがたくさん届いており、私もワクワク♡
今年も引き続き楽しくレパートリーを増やしてまいりましょう(*^◯^*)

さて、今日は「ビブラート」について
少し書いてみたいと思います☆


みなさんは、歌を歌う際に「ビブラート」についてどのくらい意識されていますか?

ビブラートとは、歌唱や演奏で使われる「音を上下に揺らすテクニック」のこと。


ビブラートをかけずに声をストレートに伸ばすと、どこか単調で間延びした印象になってしまいますが、ビブラートをつける事で、歌に「奥行」きや「立体感」が生まれ、よりドラマティックな仕上がりになります。すなわち、歌に表情が生まれるといった感じでしょうか。



なので、「今までビブラートを意識したことがなかった!」「ビブラートが上手くできない!」「なぜかいつも不安定なビブラートがかかってしまう」という方は、是非色々なボーカリストのビブラートを聴いて研究し、練習をスタートしてみましょう♪


私も最初はビブラートのかけ方が分かりませんでしたが、研究&練習しているうちに波の高さやスピードまでコントロールしてかけられるようになりましたので、たとえ今できなくても大丈夫です!一緒に練習して参りましょう\(^o^)/

同じビブラートでもジャズとクラシックでは使い方も印象も大きく違います。

「ジャズを歌う際に、ビブラートはいつ・どの様に使えばいいのいいの?」
という方は下記を是非参考にしてみて頂けると幸いです。

ビブラートはいつ、どのように使えばいい?

「ジャズっぽいビブラートって??」という話し戻りますが、ジャズの歌唱ではビブラートはあまり使われません。


フレーズの終わりの方に用いたり、強調したい言葉やフレーズ、盛り上げたい箇所で使われたりします。(テンションをリリースしたい時にも使われますね^^)

それに比べて、クラシックではビブラートが多く用いられ、ビブラートの波は大きく深い傾向があります。(つまりビブラートが強め。)

強いビブラートが多く使われると、どうしてもジャズらしい雰囲気から遠ざかり、クラシックぽい歌い方、もしくは演歌調や民謡調になってしまうので、やはり「いつ、どの様に使うか?」を意識することは大切ですね☆

参考までに3タイプの「サマータイム」を並べてみました☆

ボーカリストによってビブラートの使い場所、使い方が違って面白いですよね^^
オペラ歌手のマリア・カラスのビブラートと比べても大分違いがあるのが分かるかと!


Life is better with singing!!
以下をお楽しみ下さい\(^o^)/

Summertime by Ella Fitzgerald & Louis Armstrong(Jazz)

Summertime by Norah Jones(Jazz/Pop)

Summertime by Maria Callas(ソプラノ歌手)

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